肺がんになった薬剤師(masami)がゲノム医療・緩和医療を学ぶ

ゲノム医療は、高校生物の知識が必要で難しいですが、ボチボチ学びます。緩和医療とはがん初期からの緩和ケアを含み、緩和ケア=あきらめ、死ではない。が持論です。所属する学会の許可を得ましたので、学んだことをつたないながら記事にして行きたいと思います。

2018-10-29から1日間の記事一覧

抗がん剤副作用対策 発疹

EGFR阻害剤では、ざ瘡(にきび)様症状が、皮脂腺の多い頭皮、顔面、前胸部、背中に早期に発現します。EGFR投与開始後1週以降でざ瘡様皮疹が、約3~5週で皮膚乾燥を伴い、手の指先にひび割れを生じ、約8週で爪周囲炎が遅発的に現れるようになります。爪周囲…