肺がんになった薬剤師(masami)がゲノム医療・緩和医療を学ぶ

ゲノム医療は、高校生物の知識が必要で難しいですが、ボチボチ学びます。緩和医療とはがん初期からの緩和ケアを含み、緩和ケア=あきらめ、死ではない。が持論です。所属する学会の許可を得ましたので、学んだことをつたないながら記事にして行きたいと思います。

【肺がん体験者】 長谷川一男さん Part2

 こんにちは。久しぶりの更新です。仕事復帰して忙しい毎日を送っていますが、元気にしています。

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今回は、臨床試験をはじめ、最新のがん情報を患者さんへ届けている
「オンコロ」サイトでoncolo.jp

私の所属する、NPO法人肺がん患者の会 ワンステップの代表、肺がんサバイバーである長谷川一男さんへのインタビュー記事を紹介したいと思います。私は患者会ワンステップのおしゃべり会で3回ほど長谷川さんにお会いしましたが、自然体でユーモアにあふれ、気持ちのあたたかい方だなあと感じ、そのご活躍に常々感服いたしております。

詳細はオンコロの記事を見て頂きたいですが、記者の紹介、目次と今後の目標を簡単に記載します。
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【肺がん体験者】 長谷川一男さん Part2

記者の紹介

記者:私は長谷川さんの考え方や患者会活動への想いに触れ、長谷川さんのファンとなりました。Part1インタビュー後も長谷川さんの活躍は目覚ましく、患者会活動、世界肺がん学会への参加、受動喫煙防止への活動、薬剤早期承認の要望書提出、全国各地での講演、メディア出演などなど、今や「世界のハセガワ」と言っても過言ではありません。
活躍の一方で、長谷川さんは肺がんという病気と闘っており、万全な体調ではないことも知っており、頑張りすぎではないかな?と心配しておりました。それと同時に、「なぜここまで頑張れるのか、何か理由があるのだろうか、長谷川さんを動かしているモノは何か?」と、ファンとしてさらに長谷川さんを知りたいと思うようになったのです。そして、長谷川さんを知るということは、私の個人的な興味だけではなく、患者さんやご家族、医療関係者、製薬業界人にとって役に立つことであると思い、2回目のインタビューを行う運びとなりました。

目次

1 はじめに ~2回目のインタビューを行った理由~
2 自己紹介
3 未来の子どもへの手紙
4 病気の治療と現在の状況について
4.1 8種類の薬剤を使用し、5ラインまで治療受けました
4.2 2016年春、コルセットを入れ始めました
4.3 経過観察が現在も続いています
5 患者会立ち上げに至るまで ~嫌いな自分からの脱出~
6 活動のモチベーションについて
7 今後の活動展開について1 ~がん教育への関わり~
8 今後の活動展開について2 ~受動喫煙対策活動(グローバルブリッジ)~
9 終わりに ~やれることをやれるようにサポートを~
10 肺がん患者の会 ワンステップについて

今後の目標

記者:今後の長谷川さんについて、何か考えていることや目標があれば教えてください。

長谷川:今、神奈川県のがん教育に関わろうとしております。がん教育は患者が外部講師として、がんの正しい理解、命の大切さなどをテーマに生徒に教えていくもので、小中高で始まります。2019年1月、神奈川県のがん患者団体が集まって、神奈川県がん患者団体連合会が結成されました。個別の患者会の課題ではなく、神奈川県の共通の課題に向き合う団体です。そこで進めていく予定です。
受動喫煙に対しても進めています。肺がん患者会の連合体である、日本肺がん患者連絡会で、メイヨークリニックのグローバルブリッジというプロジェクトに参加することになりました。受動喫煙のない社会にする仕組みなどを考えて発信してく予定です。応援して欲しいです。

NPO法人 肺がん患者の会ワンステップ HP】

www.lung-onestep.jp

長谷川さんが代表を務める、2015年の4月25日に設立された患者会です。肺がんに関する最新の情報やドクターへのインタビュー、おしゃべり会などの患者交流イベントなどお役立ち情報が満載です!まだ見たことがないという方は、ぜひ一度ご覧ください。

以上です。

ぴのこ拝

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