肺がんになった薬剤師(masami)がゲノム医療・緩和医療を学ぶ

ゲノム医療は、高校生物の知識が必要で難しいですが、ボチボチ学びます。緩和医療とはがん初期からの緩和ケアを含み、緩和ケア=あきらめ、死ではない。が持論です。所属する学会の許可を得ましたので、学んだことをつたないながら記事にして行きたいと思います。

がん患者へのサポート

PLS(Plain Language Summary of Publication)について

PLS(Plain Language Summary of Publication)について 小野薬品工業株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:相良 暁)とブリストル・マイヤーズ スクイブ株式会社(本社:東京都千代田区(代表取締役社長:スティーブ・スギノ)は、抗PD-1抗体「オプ…

せん妄予防のためのスボレキサント -メタアナリシス-

今回は日本緩和医療学会ニューズレター第90号からです せん妄予防のためのスボレキサント -メタアナリシス- 国際医療福祉大学病院 薬剤部 佐藤 淳也 Shu Xu, Yuanyuan Cui, Jinhua Shen, Peili Wang Suvorexant for the prevention of delirium: A meta-…

肺がん〜治療と生活の困りごと徹底解説からサイコオンコロジーについて:ワンステップ主催

保坂隆先生(サイコオンコロジークリニック院長) 思考のスゥィッチが大切である 衝撃の段階→防御的退行→承認→適応 受容と否認を繰り返す がんイコール死ではないことの明確化 職場では1対1の二人だけの環境で上司に個人情報として知らせるのが良い 「補完…

がん患者さんの体重減少と予後との関連性を考える~新規治療選択肢によって新たに考えるべきこと~

〜がん患者さんの体重減少と予後との関連性を考える~新規治療選択肢によって新たに考えるべきこと~ アナモレリン(エドルミズ錠50mg®️適性使用について(グレリン様作用薬←下で解説します) 添付文書より併用禁忌 グレリン(生理作用) wikiより 日本での…

糖尿病患者さんが手術を受けるとき

糖尿病患者さんが手術を受けるとき久しぶりの投稿となりました。 私は京都府糖尿病療養指導師でもあるので、今回は、「さかえ』3月号浜野久美子先生の 記事「糖尿病患者さんが手術を受けるとき」を紹介したいと思います。 現在、日本人の死因の第1位は悪性…

オピオイド誘発性便秘の管理における腹部マッサージの効果

オピオイド誘発性便秘の管理における腹部マッサージの効果 名桜大学 人間健康学部看護学科 成人看護学領域 木村 安貴先生より名桜大学 人間健康学部看護学科 成人看護学領域 木村 安貴 Yildirim D, Can G, Köknel Talu G. The efficacy of abdominal massage…

ACE2レセプターとSARS-CoV-2との二ユートンのゆりかごを利用した共生

こんにちはぴのこです。 今日は楽しみにしていた日本がんサポーティブ学会がサーバーの不具合で中止になったので仕方がないので、自由に、就職のために頑張って勉強して得たアイデアを書いてみたいと思います。ACE2レセプターとSARS-CoV-2との二ユートンの…

新型コロナ感染症とがん患者Q&A(3)2020/06/19

新型コロナ感染症とがん患者Q&A(3) 2020/06/19 前回に引き続き、2020年5月10に発信されました日本癌学会の記事『新型コロナウイルス感染症とがん診療について Q&A(3)』 www.jca.gr.jp 日本癌学会の『新型コロナ感染症とがん患者Q&A』の⑧のマーカーが最…

新型コロナウイルス感染症とがん診療について Q&A(2)

前回に引き続き、2020年5月10に発信されました日本癌学会の記事『新型コロナウイルス感染症とがん診療について Q&A(2)』 <目次> 1疫学的なこと(がん患者さんのリスクなど) 2免疫とウイルス感染との関わり 3主治医に相談すること 4検査 について …

新型コロナウイルス感染症とがん診療について Q&A(1)

新型コロナウイルスも第二波、第三波に備える段階に入ってきました。各種がん学会のサイトに 新型コロナウイルス感染症とがん診療についてのQ&Aがアップされています。 www.jca.gr.jpwww.jsmo.or.jpwww.jsco.or.jpwww.jcancer.jp このうち日本癌学会と日本…

がん薬物療法と糖尿病、耐糖能異常

今回は 糖尿病療養指導のためのDMEnsemble 2019 Vol8 から 内野慶太先生(NTT東日本関東病院 腫瘍内科)の記事「がん薬物療法と糖尿病、耐糖能異常」についてです。 日本人の2人に1人が生涯でがんと診断される時代となりました。がん患者さんの8~18%に糖尿病…

子どもをもつがん患者・家族に必要な支援の後方視的検討

緩和医療学会のPalliative Care Research 活動報告からの抜粋です。 子どもをもつがん患者・家族に必要な支援の後方視的検討 小嶋リベカ、高田博美、石木寛人、木内大祐、里見絵理子 国立がんセンター中央病院 緩和ケアチーム、緩和医療科、看護部子育て世代…